サイトトップ > 猫背反り腰と美容健康問題       姿勢の良い犬

パソコンやスマートフォンの多用(依存)で姿勢の悪い人が急増している現代。それらに加えて日々の生活の中での悪しき生活習慣が骨格の歪みに大いに影響を与えています。

連日テレビや雑誌などでスタイルの改善を目的としたエクササイズや健康・美容グッズなどが紹介されていますが、それらを実践したとしても悪しき姿勢の習慣が改善されなければ元の木阿弥です。

猫背や側わんになれば首や肩、背中の凝りや痛みが出るリスクが高くなるのは勿論、呼吸もおのずと浅くなり結果的に身体も疲れ易くなります。また浅い呼吸を続ける事で自律神経では交感神経が刺激され血管は収縮、肺や心臓に負担が掛かるばかりか日常生活では頭痛や睡眠障害、胃腸のトラブル、パニック障害、目まい、耳鳴り、眼精疲労、慢性疲労症候群、腰痛、膝痛、各種神経痛など数え上げたらキリが無いほど様々な健康問題の要因にも繋がっていきます。また反り腰も強くなると下肢の冷えやむくみ、痺れ、足が攣るなどの問題、膝が痛くなったり代謝の要である腿の筋肉の柔軟性が低下する事で代謝不良を起こし体温の低下やそれに伴う免疫力の低下にも繋がっていきます。

また問題は健康問題だけでは有りません。多くの美容問題にも直結していきます。

それでは不良姿勢についてもう少し具体的にご説明致しましょう。

  

正しい姿勢とは


    姿勢の説明

不良姿勢には幾つかのパターンが存在するのですが、ここでは日本人に最も多いとされている代表的な不良姿勢「猫背+反り腰」について書きたいと思います。当院に於いてもこのパターンの方が最も多くなっております。

上記イラストで左側の姿勢が理想的とされる立ち姿です。足のくるぶしのやや前方からスタートして膝の中心、大腿骨、肩、耳が同じラインに乗っています。この姿勢が出来ている人は比較的体重が踵(かかと)方向にも乗り易く、また顎(あご)を引く事がきちんと出来ていて肩も前に回り込んでいる様な事は有りません。

一方、真ん中と右側のイラストは不良姿勢と呼ばれる状態です。これは壁を使った簡単なテストで直ぐに分かりますので下記のイラストを参考に早速チェックしてみましょう。

まずは壁に踵をつけて立ちます。(イラストでは離れていますが実際にチェックの際は必ず壁に踵をつけて下さい)そして顎を引いた状態で後頭部を壁に着けます。どうでしょう?顎を引いた状態で後頭部を簡単に壁に着ける事が出来ますか?理想的な姿勢の人なら何て事の無い動作です。ところが猫背の方ですと後頭部を着ける行為がが苦しかったり、顎が上を向いてしまったり、更に酷いと後頭部を壁に着ける事さえ出来なくなります。(イラスト中央)


    姿勢の説明
   ※イラストでは壁から踵が離れていますが実際にチェックの際は必ず着けて下さい

後頭部を壁に着けられない最大の要因は首や肩、胸などの筋肉の慢性的な凝りです。筋肉の柔軟性は既に失われ自力では元に戻れなくなっている為、いつも頭を突き出した状態で生活しています。街中でもこの様な姿勢で歩いている人を簡単に見つける事が出来ます。

次に「私は後頭部を着ける事が出来たから問題は無いのね!?」そう思った方もまだ安心はしないで下さい。踵と後頭部が壁に着いた状態で顎をしっかり引いて壁と腰骨の隙間に手を入れてみて下さい。手が隙間にピッタリ納まれば合格です。

もし「手を入れると結構な隙間が出来ます」と言った方々は反り腰になっている可能性が有ります。
(イラスト右側)

反り腰は腰痛が出易くなるのは勿論の事、美容上の問題ですと下腹がポコッと出たり出尻になり易く、お尻の大きさが気になっている方も大勢居ると思います。また「×」マークがついている姿勢ですとどうしても体重が前に掛かり易く下半身の筋肉の柔軟性も失われます。下半身の柔軟性は基礎代謝にも大きく影響するを部分ですので「低体温」「手足の冷え」「虚弱体質」「痩せにくい」など様々な健康問題を誘発します。前かがみの問題に関しては次項の「猫背や反り腰が慢性化してしまう理由」でも少し触れていきます。 


猫背や反り腰が慢性化してしまう理由


悪い姿勢
ボタン猫背や反り腰、側わんなどの状況が身体に馴染んでしまうと、その状況を持続もしくは悪化させる方向への動きが感覚的に楽になってしまいます。
TVや雑誌由来の情報で正しい姿勢が理屈では分かっていても足組みや椅子にふんぞり返る等の悪しき生活習慣が止められず、自力では正しい姿勢に戻れなくなっている方が多数おられます。(様々な悪しき生活習慣はこちら

姿勢(骨格)矯正に於いて整体やカイロプラクティックなどとの併用がお勧めなのはその為です。普段から足を組む癖の有った方々は「こちらに通う様になってから足を組みたいとも思わなくなりました」と自身の変化を自覚される事が多いです。

カイロプラクティックのイメージ
ボタン猫背や反り腰は数多くの筋肉の硬縮によって形成されている為、一般の方が自力だけで姿勢矯正をするのは意外と難しいです。辛い所に湿布を貼ったり低周波治療器を当ててみたり、マッサージで辛い所だけ揉んでもらっても結果として一時しのぎにしかならないのはその為です。

問題を根本から解決する為には不良姿勢に影響している多数の筋肉を的確に緩め、整体やカイロプラクティックのテクニックで姿勢(骨格)矯正をし、関節の可動域も含めた柔軟性を回復させてあげる事が重要です。

間違った歩き方


ボタン猫背や反り腰になってしまうと骨格の歪みと共に重心のバランスもおかしな事になってきます。猫背や反り腰により前傾気味になるのですが、その原因を作っている筋肉の緊張が解かれないまま足底部の正しい位置(下部画像参照)に重心を持って来ても、結果として後ろに倒れる様な感覚になってしまいます。(骨盤を前に突き出す様な不自然な姿勢に)まずは少しでも正しい姿勢がとれる様に筋肉や骨格の調整をする事が優先課題なのです。その辺りの順番を間違えるといつまでも不良姿勢からは脱却出来ません。


以上の様な理由から猫背や反り腰は慢性化し易く、腰痛や肩凝り持ちの人が何年も辛い思いをするはある意味自然な流れと言えます。整体やカイロプラクティックでの骨格矯正に加え生活習慣の意識改革と正しい姿勢や歩き方のマスターなど重症な方ほど姿勢矯正に対する強い意志が求められます。


重心のお話

それでは次に重心の位置に関してご説明致します。

          重心の説明

まず上のイラストをご覧下さい。言わずもがな左側が理想の姿勢です。重心のバランスがしっかり取れているので上から一本の糸で吊っている様な綺麗な立ち姿です。

一方、首や肩凝り、腰痛やポッコリお腹、冷え性などで悩んでいる方の多くが右側の様な姿勢です。頭を突き出し背中が丸くなる事で上半身は前傾気味になります。そのままだと前に倒れてしまうので僅かに膝を曲げて後方にバランスを取る形で姿勢を保っています。


重心の説明次に右の画像をご覧下さい。

踵の赤い点の場所が正しい姿勢が出来ている時に体重をかける上でベストとされるポイントです。

姿勢に問題の無い人は顎と肩を引き胸を張り背筋をピンと伸ばし、踵から着地をする事で歩いているのですが既に猫背や反り腰で姿勢が悪化していると太ももの前面、胸、腰、後頭部などの特定の筋肉が過度に緊張し、逆に太ももの後面や臀部、上背やお腹、顎下(フェイスライン)などの筋肉は殆ど仕事をしない(弛む)為、正しい姿勢で歩く事が困難になるばかりか次項に記載されている様な健康問題美容問題が起こり易くなります。その為、整体やカイロプラクティックで姿勢(骨格)矯正も併用した上で正しい歩き方や生活習慣の知識を身に着けて頂く必要が有ります。

   正しい姿勢で歩く女性  正しい姿勢で歩く女性 正しい姿勢で歩く夫婦
普段から正しい姿勢や歩き方がキープ出来ている人は自然と赤い点の辺りに体重が乗るので身体も余れにくい上に全身の筋肉をバランス良く使う事が出来るのでスリムな体型がキープし易くなります。猫背で反り腰気味の人は極端に負担の掛かる筋肉と仕事をさぼっている筋肉に大別するので筋肉の使い方もバランスが悪くなりズングリムックリな体型になります。


重心の説明
猫背や反り腰が強くなっている状態で赤い点を意識して上半身を後方に持って来ても骨格矯正が行われていない段階では下半身共々一気に後方に重心が移動してしまう為、本人としても後ろにひっくり返ってしまう様な感覚になり(下部イラスト参照)到底正しい姿勢とは言えない状況になります。
姿勢矯正に於いて生活習慣の意識改革や歩き方の習得と共に骨格矯正の併用が重要になります。
猫背反り腰を慢性化させた期間が長い人ほど改善の為の骨格矯正は勿論、本人の強い意志も重要になります。
         間違った歩き方の女性             間違った歩き方の女性


それでは重心のお話の最後に正しい姿勢の感覚を身体で簡単に覚えられる方法を伝授しましょう。

           膝立ち              膝立ち

ご覧の膝立ちのポーズを知らない方はいないと思います。このポーズは膝の中心〜大腿骨頭〜肩〜耳と理想のラインでのバランスが比較的取り易く、膝から上はこの感覚を覚えたまま、先ほどの足裏の赤い点の位置を意識して立ち上がるとそのまま理想の姿勢になります。ただ猫背や反り腰の傾向が強いとそれでも後方に倒れそうな感覚になる場合が有ります。それだけ猫背や反り腰の影響力は大きく整体やカイロプラクティックによる矯正と併せて生活習慣の意識変化や小まめなストレッチなど骨格を慢性化させた分だけ根気がいるのです。
(通常筋肉は姿勢に対する意識の変化から実際に筋肉(筋繊維)が太くなるまで3ヶ月〜6ヶ月は掛かるとされています)


猫背や反り腰の状況が顕著になると健康面では・・

猫背や反り腰が慢性化するとどんな影響が出易くなるのか!?まずは健康編から。サッと記載させて頂いただけでもこれだけの健康問題に繋がる可能性が有ります。

ボタン猫背により首や肩、背中など上半身の筋肉の凝りや痛みを誘発する。

ボタン首の筋肉が凝る事で頭痛、眼精疲労、耳鳴り、めまい、不眠症、声が出にくい、何となく息苦しい、鼻詰まり、顔面神経痛など首から上の不調が出易くなる。

ボタン背中の張りが強くなる事で心臓や肺、胃や肝臓に伸びる神経(交感神経)が影響を受け易くなり各々の臓器の不調に繋がる。

ボタン猫背が呼吸を浅くし息苦しさや声の出にくさを感じるだけでなく、パニック障害などの動悸の引き金にもなる。
パニック障害に関しては一般的に精神的云々と言われたりもしますが、院長自身がこの業界に足を踏み入れる直前(20代半ばの頃)に実際に経験しており、この解釈から胸郭を広げるストレッチや運動に切り替える事で克服した経緯が有ります。現在もその考え方に乗っ取ってパニック障害の方々の施術や運動指導などを行っていますが、パニック障害でお見えになられた方全員の症状が改善しています。

ボタン猫背により肩が前に出る事で腕は下方に引っ張られ肘や手首の痛み、指先の冷えなどの要因に。

ボタン猫背で首や胸の筋肉が過度に硬縮し首から腕に伸びる神経を圧迫、それにより指先が痺れる事も。

ボタン反り腰が下腹部を圧迫、便秘や生理の問題、不妊症や腰痛、膝痛、下肢の冷えや浮腫み、痺れ、ふくらはぎが攣り易いなど数多くの下肢の問題の要因に。

ボタン身体の緊張、興奮状態が長く続くと自律神経の一つ「交感神経」の働きが過敏になります。自律神経は交感神経と副交感神経の調和が取れている事が重要なのですが、どちらか片方が優位になり過ぎると様々な健康問題の要因になってしまいます。(詳しくは次項で)


            


猫背や反り腰の状況が顕著になると美容面では・・

続いて美容編です。こちらも色々と問題が生じます。

ボタン代謝に大きく関与する腿の前面の筋肉の柔軟性が無くなり、太ります(痩せにくくなります)

ボタン下肢の体液循環が悪くなり足が太くなる。

ボタン反り腰の煽りを受けて出尻、垂れ尻になる。

ボタン下腹がポコッと出る。(足組み、膝を曲げての横向き寝、椅子にふんぞり返る等で更に悪化)

ボタン猫背により背筋をあまり使わない事で背中の筋肉が弛み、締まりの無い背中に。

ボタン猫背により実年齢より老けて見える印象に。

ボタン胸の筋肉の柔軟性が無くなり胸が垂れる(胸郭の歪みが酷いと左右で胸の高さも変わります)

ボタン二重顎が気になる様に(気になるからと頭を突き出すと実はかえって悪化します)

ボタン猫背により下顎が下方に引っ張られ、結果顔が大きく見える様に。(シワや弛みも顕著に)

ボタン口角の高さが左右で変わる(顔の緊張により更に酷いと鼻も曲がります)

ボタン左右で目の大きさが変わる(利き腕側の目の方が小さい事が比較的多いのですが全ての方がそうとも限りません。脚長差や側わんの影響等も受けます)

ボタン股関節や骨盤の歪みによりウェストが太くなります。

ボタン猫背により身長が低くなってしまう。(矯正により本来の身長を取り戻した方が多数おられます)

ボタン利き腕側の顔の筋肉の凝りが強くなりシワや弛みの要因に(鼻の穴の横辺りを片方ずつ上に引き上げて左右の硬さを比較する事でご自身で硬さの差を感じ取れる方もいます)

           

猫背由来の浅い呼吸で交感神経の働きが過多になると・・


自分の意思とは無関係で働き身体の恒常性に寄与している交感神経と副交感神経。(自律神経)
どちらが優位になり過ぎても所謂「自律神経失調症」と呼ばれる状態に陥ります。ここでは現代人に圧倒的に多い交感神経優位の状態が長く続いた場合の悪影響を記載させて頂きます。

ボタン血管が収縮し血圧は上昇、心拍数も増加傾向になり動悸(パニック障害)や息切れの要因に。

ボタン胃腸の働きが抑制され食欲が無くなったり胃がもたれたり、お腹がゆるくなる。

ボタン緊張から多汗に(ホルモンバランスの変化や乱れなどで多汗になる場合も有ります)

ボタン筋肉も慢性的に緊張興奮気味に。

ボタン呼吸が速くそして浅くなる。吸気に関わる首周辺の筋肉が凝ってしまい首や肩の筋肉の凝り以外にも、めまい、耳鳴り、眼精疲労、頭痛、顔面神経痛等、首から上の様々な健康問題に影響し易くなる。

ボタン夜に中々寝付けない、寝ても眠りが浅く夜中に何度も目が覚める。

ボタン体温調整がうまく出来なくなり火照りや冷えの要因に。

ボタン交感神経が過剰に働く事で逆に副交感神経がそれを抑えようと働き出し、アレルギーが誘発される事が有ります。(アレルギーは副交感神経が過剰に働く事で誘発されるとされています)


上記はほんの一例です。自律神経の乱れが様々な不調の要因になる事は何となくご理解して頂けましたでしょうか?

多忙を極める現代人にこそ、適度な休息やストレスからの開放、自律神経のバランスを整える心と身体のメインテナンスが必要と当院では考えています。そんなメインテナンスの選択肢の一つに整体やカイロプラクティックなどの手技療法を選択してみては如何でしょうか?

ストレス社会で心と身体のケアを必要としている現代人が着実に増えています。


           


今後はこんな点に注意して下さい


それでは既に猫背や反り腰が強くなっていたり、浅い呼吸で交感神経優位の状況が慢性化している場合は生活習慣の中でどんな風にしたら良いのか?また、してはならない事は何なのか?ぜひ下記を参考になさって下さい。


猫背・反り腰を予防改善する習慣

※猫背や反り腰気味の人は背中に長い定規が入っているイメージをして頂き、顎を引いて背筋をピンと伸ばし、お腹を軽く引くイメージを心掛けて下さい。

ボタンイスやソファーに座る際は絶対に足は組まない、ふんぞり返って足を大きく開いたりたり腰や背中を丸くして座らない。

ボタン洋式トイレに座る時も油断して腰や背中を丸くしない。

ボタンリクライニングシートは極力倒さない。仮にシートを倒した場合、角度が増せば増すほど腰に対する負担(反り腰効果)が大きくなります。

ボタン小柄で椅子に座ると足がプラプラと浮いてしまう方は土台になる様な物を置いて下さい。足が宙に浮いた状態ですと大腿の前側の筋肉の柔軟性に影響を与え、やがては反り腰や代謝不良にも大きく影響してきます。

ボタン床に直接座る時は正座以外の座り方は極力しないで下さい。正座以外ですと骨盤や股関節、背骨のバランスを悪化させる恐れが有ります。また正座の時も背中が丸くならない様に注意して下さい。

ボタン就寝時は冬場ですとついつい背中を丸くして寝たくなってしまうと思いますが、極力仰向けで寝る癖をつけましょう。仰向け寝の姿は人間が本来有るべき正しい姿勢をとっている時と同じ状態なのです。「仰向けだと腰や背中が痛くなる」と言う方は猫背や反り腰、側わん症など骨格の歪みが慢性化している証です。

ボタン歩行時は顎と肩を引き、胸を張り、お腹を軽く引き、必ず踵から着地する形で歩きましょう。こうする事で必然的に膝(ひざ)は真っ直ぐになり身体の前後の筋肉をバランス良く使う事が出来る上に効率良く引き締まった身体を手に入れる事が出来ます。また内股、ガニ股歩きにならない様に注意して下さい。

ボタン靴を選ぶ際は踵から着地し易い靴を選びましょう。ヒールが高くなればなるほど前傾姿勢になりやすく反り腰を誘発してしまいます。理想の骨格を維持する事と歩き易さとを考慮すると、踵の高さが2〜3p程度のスニーカーを選択するのが理想的とされています。

ボタン洗髪時はつい無意識にうつむいてしまいがちですが、その状況は首周辺の筋肉に多大な負担を掛けてしまうので極力正面を向いて洗髪する癖をつけることが結果的に首周辺の筋肉を休ませてあげる事に繋がります。

ボタン床に落ちている物を拾う時は腰から屈んで拾ったりせず、必ず両膝を曲げて一旦しゃがんでから拾い上げましょう。しゃがんで立ち上がる事で腿の前面の筋肉のストレッチやスクワットになっています。またこの時、右の脚力が強い人はそちらで踏ん張って立ち上がろうとする為、無意識に右膝を立てがちですが、極力左大腿前面の筋肉を使いたいので左足を立てて左足で踏ん張って立ち上がって下さい。

ボタンパソコンを操作する時は頭を突き出してモニターを食い入る様には見つめない。ノートパソコンを操作する時も目線だけ下に落とす様にして頭は垂れない様に注意する。

ボタンスマートフォンを操作する時も極力目線に近い高さまで端末を持ち上げて操作する事。街中などで頭を垂れて終始うつむきで操作をしている人がいますが、あれは猫背やストレートネックを誘発します。

ボタン極端に高さ(厚み)の有る枕は首を著しく屈曲させ頭が垂れているのと同じ状況を作り出してしまうので極力使用は控える。またソファーの肘掛に後頭部を乗せて居眠りをするなどと言った行為も絶対にしてはいけません。共にストレートネックに加担します。

ボタン横向き寝やバックを直接肩に掛ける、肘を曲げてバックを持つ、胸の側で腕を組むなどの行為も猫背やストレートネックを誘発し呼吸も浅くなる要因になります。なるべく仰向け寝やデイバックの使用などを心掛け、胸を圧迫する様な行為は極力減らしましょう。どうしてもの場合は胸部を広げる様なストレッチや深呼吸を小まめに行ってください。


             背筋を伸ばすイメージ




猫背・反り腰・側わん・骨盤のバランスを悪化させる習慣

 高枕  肘枕で横向き
      高い位置に頭を置いて寝る              腕枕で横向き

   足を組む      椅子にもたれる      背中を丸くしての胡坐       足を組む           椅子にもたれかかる     背中を丸くしてのあぐら

 肘を着いてのうつ伏せ アヒル(女の子)座り   横座り
   肘をついてうつ伏せ      アヒル(女の子)座り        横座り

   スマホ操作   シャンプー 体育座り
 頭を垂れてのスマホ操作    終始頭を垂れてのシャンプー      体育座り

PC操作ゴルフ   勉強
 頭を突き出してのPC操作    前傾や一方に捻る類のスポーツ   長時間の書き物


これらはほんの一例ですが、ご自身の生活の中で上記の該当項目が多い方ほど骨格的な歪みが顕著になっている可能性が有ります。慢性的な筋肉の凝り、関節の痛み、足を組んでいる方が楽、横向きやうつ伏せでないと中々眠れない、代謝が悪い、ポッコリお腹や顔の弛みなどの美容上の悩みを抱えているなどはその一例です。

くどい様ですが骨格的な歪みを形作る動作として背中に定規が入っている事をイメージしてもらい、その定規を長時間しならせる様な状況(動作)が長く続く事で背中側の筋肉を著しく弛ませ身体前面の筋肉を長時間圧迫し続ける事で結果的に猫背や反り腰など骨格的な歪みに繋がっていきます。

当院では整体やカイロプラクティックなどでの施術に加え日常生活での注意点(改善点)や予防改善の為のストレッチなど慢性的な不良姿勢から脱却していく為の各種アドバイスもさせて頂きます。
施術も重要ですが同様に日々の生活習慣(意識)も重要なのです。

ストレッチをするバッター
ここで一つ小話を。TVではあまり映りませんが球場でプロ野球(選手)を見ていると練習時間やバッターボックスに入る前に普段は右バッターでも左バッターの方向に素振りをしたり打席に入る前に肩甲骨を引き寄せ胸郭を広げる様な動きをしている選手を見かけます。これは日々の競技で縮めている筋肉に対するリセット的な意味合いも有るので大変良い習慣なのです。(筋肉のしなやかさは選手としてのパフォーマンスにも繋がります)

メジャーリーグでお馴染みの背番号51の日本人選手「イ○ロー」も本来は左バッターですが球場で彼を見た時は右バッターでの素振りもしていました。試合前後のストレッチをきちんとしたりトレーニングでは関節の可動域を広げる事を意識していたり一方で身体を大きくしようと闇雲に特定の筋肉だけを強い負荷で鍛える事には否定的だったりと(これは大正解です)彼の野球に取り組む考え方はつくづく超一流だなと感じます。




ストレッチ習慣の重要性

丸くなって寝ている犬が起き上がる時に以下の様な動作(ストレッチ)をするのを一度は見た事が有ると思います。彼らは丸くなって寝る事で弛んだ筋肉を適度に縮め、縮み続けていた筋肉を適度に伸ばして調整しているのです。犬も含めた猫科の動物以外にも熊・うさぎ・リス・鳥類・その他数多くの動物にこの様な習慣が有ります。獲物を獲ったり敵から逃げる際に常にベストのコンディションを保っていたいと言う野生動物の本能なのかもしれません。しかし人間は誰かにストレッチ方法を教わらない限り本能的にストレッチをする様な事は殆ど有りません。こう言った事も身体の柔軟性が失われてゆく要因になります。

当院では手技療法による施術に加えて各々の状況に合わせたストレッチ方法もご提案させて頂きます。骨格を整え筋肉の柔軟性を回復させる意味で我々も是非真似をしたい習慣です。



丸くなって寝ている犬は長時間背中側の筋肉が弛み、胸や鼠径部(お腹側)の筋肉は縮み続けている。








犬も人間も四つんばいになるだけで背中側の筋肉は適度に縮みます。「朝起きると腰が痛い」と言う人は背筋側の筋肉が著しく弛んでいる可能性が高く、その場合四つんばいになって30秒〜1分ほどそのポーズを保持すると腰が少し楽になるとも言われています。

画像の犬は背中を反らし身体を左右に振って弛んでいた筋肉を適度に縮めています。

四つんばい

起床時に腰が痛い場合はこちらのポーズで30秒から1分キープ、その後少し余裕が有れば片足ずつ二つ下の犬の様に伸ばしてみて下さい。但し痛みが強過ぎる場合には決して無理はせず横向きで安静にして下さい。







腕を前に出す事で丸くなって寝ていた時に縮み続けていた胸の筋肉を伸ばし、背中を反らせる事で寝ている時に弛み続けていた筋肉を適度に縮めています。





鼠径部をストレッチする犬
最後に足を後ろに伸ばして縮んでいた鼠径部(股関節)を伸ばします。このポーズの時に人間でも反り腰やギックリ腰でお馴染みの「大腰筋と腸骨筋」が伸びます。

犬も人間と同じ様に大腰筋は腰椎から大腿骨、腸骨筋は骨盤内側から大腿骨を結んでいます。(次項参考)



大腰筋・腸骨筋
画像は人間の大腰筋・腸骨筋ですが犬は四つんばいにこそなりますが基本的な筋肉の付着は人間に準じます。

ギックリ腰ですと身体の裏面(腰周辺)が痛くなるので後ろ側が悪いのかと思う方も少なくないのですが実は前側寄りの筋肉の硬縮によって後ろ側に痛みがもたらされています。

人はこの筋肉に強さや柔軟性が有ると軽快なステップで歩いたり走ったり出来ます。



こちらは丸くなって寝ている時の逆の姿勢ですね。
お腹側の筋肉が伸び背中側の筋肉が縮んでいます。
これで上の方を見ると更に首の前側を伸ばす事が出来るのですが犬は元々人間ほど頚椎が前わんしていないので長時間上を向く事は苦手です。


ストレッチ


ちなみに人間がお腹側の筋肉を伸ばそうとするとこんな感じになります。日々の生活で中々やらないポーズこそ実は身体の柔軟性を保つ意味でも実は重要だったりするのです。
当院では自宅や職場、外出先など様々なシチュエーションに合わせたストレッチがご提案可能です。




自律神経調和の為に心掛けたい事

最後に自律神経の話をしましょう。現代人に多い交感神経の働きが過多になっている方に向けた生活習慣での対処法です。

ボタンなるべく規則正しい生活をする様に心掛けましょう。生活リズムの乱れは自律神経のバランスにも影響を及ぼします。理想は夜12時までに就寝し、7時間の睡眠が理想的(最も長寿になる)と言われています。

ボタン就寝前にパソコンやスマホの画面は極力見ないで下さい。「現実的にそれは出来ないです」と言う場合は最悪でもブルーライト用のサングラスを使用して下さい。画面から発せられるブルーライトの刺激が交感神経が刺激し眠気を誘うホルモン(メラトニン)の分泌を抑制してしまいます。

ボタン就寝直前にダンベル運動や腕立て伏せなど負荷の強いトレーニングはしないで下さい。就寝前の負荷の強いトレーニングは交感神経を刺激し寝付きを悪くするばかりか夜12時を境に副交感神経が優位になるとされている人間が本来あるべき姿に逆行してしまいます。ストレッチ程度の軽い負荷にしておきましょう。

ボタンカフェインを含むお茶やコーヒーを過剰に飲むのは控えましょう。お茶は緑茶(不発酵)→ウーロン茶(半発酵)→紅茶(完全発酵)と茶葉が発酵するほどカフェイン含有量が増加します。(紅茶はコーヒー以上にカフェインを含んでいるとされています)
カフェインには交感神経を刺激し入眠を妨げる恐れが有ります。昼間の過剰摂取を控えるのは勿論の事、就寝前の摂取も控えましょう。

ボタン入浴の際は季節に応じて38℃〜41℃迄の湯温にしておきましょう。極端に高温の湯もまた交感神経を刺激します。ぬるめのお湯に最大10分程度を目安に浸かって汗を流しましょう。

ボタン浅い呼吸は交感神経を刺激し首周辺の筋肉の緊張も強めてしまいます。一方深い呼吸(腹式呼吸)は副交感神経に働きかけ身体をリラックスさせます。(深呼吸でゆっくり息を吐く行為は普段息を吸う時に頑張っている横隔膜をストレッチする事になります)

ボタン猫背・反り腰対策でも記載しましたが横向き寝やバックを直接肩に掛ける、肘を曲げてバックを持つ、胸の前で腕を組むなどの行為も猫背を誘発し呼吸が浅くなる要因になります。なるべく仰向け寝やデイバックの使用などを心掛け、胸を圧迫する様な行為は極力減らしましょう。どうしてもの場合は胸部を広げる様なストレッチを小まめに行ってください。

ボタン締め付けの強い服や下着類も深い呼吸を阻害し圧迫感が血流にも影響を与えます。身に着ける物はある程度ゆとりの有る物を選んで下さい。

ボタン曲調の激しい音楽は交感神経を刺激しますので要注意です。(ヘビメタ、ハードロック、パンクなど)一方、モーツアルトの曲は高周波音が副交感神経を刺激し免疫力が高まるとされています。


          

     ※ 上記のご提案は一例です。その他質問等有りましたら施術時にお気軽にどうぞ。

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