手技療法と骨格調整を重視しています
他の整体やカイロプラクティック院との違いを感じて下さい
元々は酪農業をしていた筆者(坂本恒夫氏 故人)が病院では改善しなかった膝の痛みを知人の紹介で診てもらった先生に手技を施された事で完治してしまい、その事に感銘を受けた筆者はその後62歳で鍼灸あん摩マッサージ師の学校に入学、国家資格取得後すぐに治療院を開業した異色の先生が執筆した本です。
詳しくは「バランス療法 坂本恒夫」等のキーワードで検索をしてみると、お弟子さんのホームページなどから先生の凄さが伝わると思います。
何より「治す事」に主眼を置き、施術の過程で多少の痛みは伴っても何処に行っても改善しなかった人達の問題解決に奮闘していた先生です。
具体的には数多くのテクニックが存在しますので代表的な部分で説明させて頂きますと、肩関節や股関節など全動関節と呼ばれる大きな可動域を持つ関節の癒着(本来の可動域が失われている状態)を手技により取り除き関節本来の可動域を回復させる事で癒着の影響により柔軟性を失っていた周辺の筋肉の緊張も解き、必要に応じて関連する他の関節のズレも補正しましょう。と言う療法です。
首や肩、背部の凝りなど上半身の症状に苦しむ方の殆どに頚椎や胸椎、肩関節のズレ、癒着などが存在しています。
揉んだり擦ったり電気治療器などを当てたりなどの類ではズレや癒着は解消しません。マッサージなどがその場の心地良さだけで終わってしまうのはその為です。
バランス療法は根本から解決をしたい方向けの療法と言えましょう。
バランス療法の著書は2003年に先生が他界され出版物も全て絶版となってしまったので知名度は低いかもしれませんが実績を残された先生の技術なので当院に於いて大変重要な役割を担っていると言っても過言ではありません。
私自身この療法を知っていたおかげで何処へ行っても症状が改善せず悩んでいた方々の問題解決にも大いに役立っています。
カイロプラクティックは 1895年にアメリカのD.D.パーマー氏によって発見された療法で名前の語源はギリシャ語に由来しています。
「カイロ(手)プラクティック(治療)」の意味となり西洋医学がベースとなります。
手技により症状に影響を与えていると思われる脊椎(背骨)のズレを調整をし、そこに関連する神経の働きや血液の流れなどをスムーズにする事で人間が本来持っている自然治癒力を高める事を目的としています。
また近年では脊椎のみに限らず頭蓋骨や四肢等、多岐に及ぶ矯正術が確立しています。
当院ではディバーシファイドテクニックと言う一般的なカイロプラクティックのイメージ(ポキポキ系)をメインにしていますが首の矯正だけは違う手法を用いますので安心して下さい。
オステオパシーとは1874年にアメリカのアンドリュー・テイラー・スティル氏によって創始された医療体系でアメリカではカイロプラクティック同様、広く認知されている療法です。
名前の由来もギリシャ語が語源で「骨」を意味するオステオと「病気」を意味するパソスの組み合わせによる造語となっています。
骨格のアンバランスや関節の可動不良、筋肉の硬縮などが人間が本来持っている自然治癒力や免疫力を低下させる要因になっていると考え、それらの問題を取り除き、血液やリンパ液、脳脊髄液などの循環や神経の働きを改善させ、本来の力を最大限に引き出す事を主な目的としています。
オステオパシーはカイロプラクティックと違い、旧来より身体全体を施術の対象として捉え、脊椎に限定されず頭蓋骨や四肢なども施術の対象に含まれて来ました。
本場アメリカに於きましては手技だけに限らず、注射、投薬、手術などが治療に取り入れられています。(但し日本では医療行為ではなく民間療法の一つとして確立した為、手技のみによる施術を行う先生が大半を占める様です)
最近TVなどでも話題ですが当院で最も多用するオステオパシーのテクニックが筋筋膜リリース療法です。
過度に拘縮した筋肉に対してその筋肉を緩める上で最も効果的なトリガーポイント(痛気持ち良いツボの様な物と解釈して下さい)に触れ硬縮した筋肉を緩めたり、施術対象の筋肉をストレッチさせて頂きます。(※1)
こちらの療法、近年になってTVなどで話題になっていますが当院では開業時の2006年には既に施術を行っていました。
マスコミ情報では筋膜リリースは新しい治療法と謳っていますが事実とは異なります。
※1:ストレッチは皆様がご自身で行うもの(自動運動)とセラピストを介して行うもの(他動運動)とでは筋肉の伸び方が全く違うものになります。
セラピストの力を介した方がセルフストレッチ以上の「伸ばされてる感覚」を得る事が出来一層効果的なのです。
BRM療法とは(Bone Rhythm Moment療法)の略称で、当院では主に頭蓋骨、鼻骨、股関節、膝、肘などの矯正で利用する事が多いテクニックとなっています。
矯正したい部位の骨に指や手の平などを添えて、極めて軽い力で矯正方向に骨を導きます。
施術としては極めて軽度な刺激量ですがリラックス効果も高いので、頭蓋骨矯正に於いては殆どの方が眠ってしまいます。(施術中に寝てしまっても効果に影響はございません)
以上の4つが主に使用するテクニックですが、上記以外にも日々の勉強の中から効果的と思える手技は積極的に取り入れ当院独自の施術スタイルを確立しています。
またそれらの手技を使用する際もどんな目的でどの様に施術するのかを随時ご説明させて頂きますのでご安心下さい。
5年前、10年前よりも施術者として着実に進歩出来ていると感じられる様、今後もたゆまぬ努力を続けて行きたいと考えています。
医療書籍は一般の方向け〜プロ向けまで様々な物を読んでいます。